市総体男子バスケ決勝戦

　決勝戦　津田５２ー５５小野　惜敗→県大会出場

 　皆様の熱い声援ありがとうございました。

最後まで勝利を信じ、みんなが一つになった決勝戦

　決勝は、プレイしている選手と監督とベンチのメンバー、そして、駆けつけてくれた応援の人たちみんなが一つになった試合だった。

　その戦いは、第３ピリオドの途中まで常に数点のリードを許し、追いかける苦しい展開。それでもあきらめることなく攻防を続ける津田中バスケ部。その粘りが小野中のチームディフェンスを崩し、怒とうの連続得点。応援の声も一段と大きくなったとき、苦しい体勢で放った津田中の３ポイントシュートが、第３ピリオド終了のブザーの鳴る中、鮮やかに決まり同点。

　しかし、最終ピリオドは同点から再び大きくリードされる。それでも、津田中は諦めない。ディフェンスでプレッシャーをかけ、パスカットをして追い上げる。残り31.1秒で５点差まで詰め寄る。「絶対に追いつく」とみんなが信じ、選手は最後まで走り切った。

　勝利の女神は微笑まず、試合は３点差で負けてしまったが、みんなが一つになれた心に残る決勝だった。