7月21日(木)速報!県総体1日目
2022年7月21日 19時05分見せてやれ 底力!
県総体1日目
男子バスケットボール部
1回戦 津田60-47宇和島城東
序盤10-10の接戦の中から、ゴール下の激しい競り合い、効果的な3ポイントでリードし、その後は、終始15点差を維持したまま試合の主導権を握り、前半を終えました。
後半も、常時リードを維持し、試合を進めるも、相手も3年間最後の思いをぶつけて、必死で食らいついてきます。激しい猛攻を受け、一時は10点差まで追い上げられました。しかし、今の津田は焦らない。相手が取るタイムの間に自分たちの軌道修正を行い。盤石の守りでリードを続けました。選手交代もできて、3年生が全員出場できた中での勝利でした。
しかし、彼らの中に勝利にホッとした表情はあっても、もろ手をあげて喜んではいません。彼らの見つめる先には、もう優勝旗しか見えていないのでしょう。よしっ、まず1勝
2回戦 津田70-61砥部
序盤は1回戦と打って変わって、常に相手にリードを許す苦しい展開となりました。
それでも、今の津田中は突き放されることはない。歯を食いしばってついていきます。
荒々しくファールをすることはありません。慎重に丁寧に虎視眈々と逆転のタイミングをうかがっているように見えました。ただ、相手もかなり手強い。そう簡単には津田のバスケをやらせてくれません。
苦しい。スタンドの保護者の祈る手がかたい。
9点差のリードを許して前半を終えました。
後半、やはり相手のリードで試合が進みます。それでもなぜか津田に焦りはない。
徐々に攻撃の歯車がかみ合い、得点を重ねることができはじめました。
ディフェンスも耐えて耐えて体を壁にしています。
そしてついに、逆転しリードを奪う。
そうなると観客席のボルテージは最高潮!
それまでかたく握った手が、シュートが決まるたびに立ち上がって大拍手と変わりました。
リードと言っても微々たるもの、接戦に変わりはありません。
一瞬たりとも気は抜けません。
この緊張感を心地よいものに変えたのは、やはりスタンドの応援の力。
ここぞとばかりに大応援が繰り広げられ、疲れた選手の背中に檄を飛ばします。
そして、僅か9点差のリードを守り抜き、ベスト4を掴むことができました。
これは、成長です。進化です。
確実に選手たちはうまくなっています。
市総体決勝で負けた反省が生きています。
準決勝進出を決めた彼らの目にはやはり旗しか見えていないのでしょう。
見たぞ!津田中生の底力
準決勝 7月23日(土)11:00対 勝山(伊予市民体育館)
決勝戦 7月23日(土)14:00〔小野対松山南の勝者〕(伊予市民体育館)
皆様の熱い声援をお届けください。