人権・同和教育参観日
2020年11月16日 16時35分校庭の木々の葉が黄色や赤に色づく中、人権・同和教育参観日を行いました。コロナ渦にあって、今年度、初めての参観日ということで、1年生の保護者を中心に多くの保護者が参観しました。
5校時は、どの学年もこれまでの人権の歴史等の学習をもとに、人権問題や部落差別について、道徳や学級活動の授業を行いました。差別にまつわる過去の出来事や今日的な問題について、資料をもとに真剣に考えていました。
1年生「渋染一揆」(部落差別)
2年生「入社試験統一応募用紙」(就職差別)
3年生「小春日和」(結婚差別)
8組・9組「身近な人権について」
6校時は、NPO法人レジェンド松山理事長の大野加壽子さんの講演を聴きました。愛媛県出身で、世界選手権やオリンピックに出場したトップアスリートですが、自分の生い立ちや辛かった日々の生活で、逆境にも負けず取り組んできた体験談をもとに、「明るく、素直に、前向きに」努力することの大切さをお話されました。大野さんの熱いメッセージは、しっかりと津田中生に届いたことと思います。
最後に校長先生から、人権とは「誰もがその人らしく生きていくことができる権利」であり、自分を大切に、同時に、他の人の命や気持ちを大切にして、「思いやり」を持って行動し、笑顔と瞳の輝く学校をつくっていきましょうとお話がありました。